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a9a

効果音を数百本まとめて納品するとき、1 本ずつ開いて音量やサンプルレートを確認していくのは現実的ではありません。

a9a は、読み込んだファイルの波形、ラウドネス、トゥルーピーク、LRA、クレストファクター、サンプルレート、ビット深度、チャンネル数を一覧に並べ、ばらつきをその場で見つけるためのツールです。

ファイルを選択し、ラウドネス調整、ピーク調整、フェードをまとめて適用できます。GUI と CLI で同じ処理を実行できるため、1 ファイルずつの確認から量産・自動化まで、同じ手順で扱えます。

Key Features

主要機能

フォーマットとラウドネスの一覧確認

波形、ラウドネス、トゥルーピーク、LRA、クレストファクター、サンプルレート、ビット深度、チャンネル数、長さを列で並べて確認できます。ループ・フェード・トリムの設定状態もアイコンで並ぶので、設定を忘れているファイルもひと目でわかります。

選択ファイル・全ファイルへの一括適用

ラウドネス、ターゲットピーク、フェードの設定は、選択中のファイルだけ、または読み込んだ全ファイルにまとめて適用できます。よく使う値は名前付きプリセットとして保存でき、次回から一括で呼び出せます。

ラウドネス(LUFS)とトゥルーピークの調整

目標ラウドネスとトゥルーピークの上限を指定して、素材ごとの音量をそろえられます。トゥルーピークリミッターを有効にすると、ピークを上限内に抑えたまま目標のラウドネスまで持ち上げられます。

フェードイン・フェードアウトの設定

カーブと長さを選んでフェードを設定できます。再生の始まりと終わりに出るノイズや、音の唐突な途切れを抑えられます。

トリム(範囲の切り出し)

波形上で範囲を選び、その部分だけを残して前後を切り落とせます。非破壊なので元のファイルはそのままで、いつでも解除できます。

ループポイントの設定

ループの開始位置と終了位置を指定できます。ゼロクロスへの自動吸着に対応し、ループメタデータを付けて書き出せるので、BGM や環境音を継ぎ目なくループさせられます。

サンプルレート・ビット深度を指定した書き出し

WAV / FLAC / AIFF / Ogg Vorbis / MP3 / AAC から形式を選び、サンプルレートとビット深度を指定して書き出せます。混在していた素材を、納品仕様にそろえて出力できます。

CLI とジョブファイルによる自動化

GUI で確認した手順を、そのまま CLI で実行できます。処理内容は TOML のジョブファイルにまとめておけるので、バッチ処理やビルド手順に組み込めます。

想定される使い方

効果音を数百本まとめて、納品基準のラウドネスに揃える
サンプルレートやビット深度が混在していないか、納品前に一覧で確認する
モノラルとステレオが混ざっている素材を洗い出す
収録したボイスデータの音量のばらつきを一覧で確認する
ループやフェードの設定漏れが残っていないか確かめる
ループ BGM にループポイントを設定し、ループメタデータ付きで書き出す

Requirements

システム要件

対応OS

Windows 11
macOS Monterey 以降
Linux glibc 2.34 以降(x86_64 / aarch64)

Linux は CLI のみの提供です。

スクリーンショット

ラウドネスとフォーマットを一覧表示した a9a のメインウィンドウ

メインウィンドウ

ラウドネスやサンプルレートを一覧で比較し、ばらついているファイルをまとめて調整できます。